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ブロート職人に求められる能力
毎日のパン制作中は全ての感覚器官をフル稼働している。さらに、目に見えない物への力を信じ、お祈りに似た気持ちで事に望むことも必要とされます。そして、職人がイメージしたブロートを焼き上げてゆきます。
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職人の感覚
人間の5感は、見、聞、味、嗅、触が主な機能です。
とりわけブロート制作中において、
<見> ・・・目の動き、視線は成形のとき特に重要です。
<聞> ・・・ミキシング中の音、焼き上がりの目安。
<味>・・・酵母の出来上がり、生地の間違い、焼き上がったブロートの良し悪しを判断します。
<嗅>・・・酵母の状況、材料の状態、工房内の状況判断、ブロートの焼き上がり具合、仕上がり状態を的確に判断しています。
〜以上は、首から上の感覚器官の話です。〜
<触> ・・・首から下は、皮膚感覚が常に作動していることが必要とされます。刻々と変わる温度、湿度変化を捉え、状況に応じた対処を施しています。その為、真冬でもブロート職人は、半袖です。熟練された手先は、勝手に感知した状況に対応し動いています。脳で判断していないのです。 |
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祈り
酵母は、麦に付着していたり、大気中に漂っていたりすることを科学の目を通して私たちは知ることが出来ました。しかし、現場では、肉眼では見ることが出来ません。職人が出来ることは、酵母の生態を理解し、環境を整えてあげるだけです。その先の作業は祈りだけではないかと思います。宇宙エネルギー、念、波動、目に見えない力が、ブロート作りには作用しているように感じます。ただし、強い期待、己の我、精神の抑揚は良くないように思います。無が良い。中庸なフラットなそれでいて、元気な精神状態がベストなのです。 |
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イメージ
想う事、創造がそのままブロートとして形になって出来上がります。始めは、ある感情が起こり、そこから創造が湧き、行動の原動力となり、形になっていきます。
職人として重要なことは、常にどんな事を想い日々を営んでいるのかではないかと思います。 |
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