店長のドイツ体験記
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その2ブロート屋研修体験談
 ドイツ行きへ力を貸してくれたのが牧丘町在住の村山勝茂さん、佐和さん夫妻です。ヴァルトの前身「パン工房 風土」のころから、ずっと私たちを応援してくださっていた方たちでした。ご主人は仕事の関係上、海外へ渡航する事が多く、ドイツへ行く際に、私の履歴書を携えて私の修行先を捜してくれたのです。
 数週間後、突然にドイツの有機農業推進団体のリーダーから連絡が入りました。1軒の
ブロート屋さんが私に興味をいだき、受け入れる意向を示してくれているというメールでした。それからは、受け入れ先とのメールのやり取りが始まりました。その当時ドイツ語ができなかった私は、ささやかな英語の知識を駆使して、数回のメールでなんとか受入れの確証まで得られました。 次に、ビザ申請はドイツ大使館におもむき、簡単にできると思ったのですが、当時、ドイツの失業率が日本の2倍あり、労働ビザが入手困難とのことで1度目は追い返されました。それから、電話で大使館に数回問い合わせるうちに、ドイツの職業人との交流をはかる機関の存在を知ります。「カールデュイスベルク協会」というその機関を通して入国することで、ドイツ国内での信頼を増し、確実なビザ申請に一役買ってくれているのでした。ただし、その場合でも労働ビザは入手困難で、研修ビザを取得することになりました。期間は短く1年、条件付で半年伸ばすことが出来ます。しかし,語学学校へ通う期間は免除。それと同行の家族は別に申請が必要となります。ちなみに、労働ビザは、期間も長く家族も同じ期間、入国を許されます。
 ビザ取得と平行して、「パン工房 風土」の廃業の手続き、ドイツへの渡航費用の工面、親族への説明などを経てドイツへ向かうことになります。…つづく。


 
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